ファイヤースターターの紹介(火口の作り方つき)
Marieです。
今回はファイヤースターターをご紹介します。
ファイヤースターターって?
ファイヤースターター、またの名をメタルマッチ、ファイヤースチールとも言います。
早い話が火打ち石の現代版です。
マグネシウム製のロッドと、それをこするためのストライカーで構成されます。
ロッドにストライカーをこすり付けると火花が散り、火口に着火する仕組みです。
値段は安いもので100円程度、高級なものは5000円程度と幅広いです。
安価なものはこんな感じ。
ロッドが細くて短いです。
ちょっと試してみたいとか、非常用ならこちらで十分だと思います。
私は焚き火の際にファイヤースターターで着火したかったので、火が付きやすそうなものを調べて下記のものにしました。
Bush Craft(ブッシュクラフト) オリジナル ファイヤースチール2.0 (メタルマッチ) 06-01-meta-0001
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上の商品に比べてロッドが太くて長く、ストライカーの形状も違います。
凸型になっている箇所のL字部分をロッドに引っ掛けるようにしてこするので、ストライカーが安定します。
また、ロッドが大きいせいで火花が散りやすく、火花の大きさ自体も大きいです。
実際のものはこんな感じ
火口は一番身近なものだとティッシュが利用できます。
ただし、ティッシュだとすぐに燃え尽きてしまうので、薪などに着火させたい場合は不便です。
もっといい火口としては、下記のようなものが売っています。
Bush Craft(ブッシュクラフト) ティンダーウッド(着火剤) 06-03-orti-0004 300g
- 出版社/メーカー: Bush Craft(ブッシュクラフト)
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Bush Craft(ブッシュクラフト) ファイヤーキャンディ(着火剤) 06-03-orti-0005
- 出版社/メーカー: Bush Craft(ブッシュクラフト)
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ティンダーウッドはナイフなどでホウキのように薄く削って使います。
ファイヤーキャンディーはコットンにロウのようなものが染み込んだもののようです。
少しほぐして使います。
どちらもファイヤースターターの火花を火口に向けて散らせると着火します。
火口の作り方
火口は自分でも作ることが出来ます。
必要なものはコットンボールとワセリンです。
それと、作った火口を入れる容器を準備して下さい。
ワセリンは純度の高いものがいいです。
作り方は簡単で、ワセリンを湯煎して液状になったところにコットンボールを投入するだけ。
粗熱が取れたらできあがりです。
分量は適当ですが、ワセリンをティースプーン1杯程度に対し、コットンボール5粒程度が適当でしょうか。
結構いい加減で大丈夫そうです。
ワセリンが少なすぎる場合、すぐに着火はしますが燃え尽きるのも早いです。
ワセリンが多すぎると着火しにくいですが、何分も燃え続けます。
使い方(実際にやってみました)
まず、コットンボールをほぐします。
こんな感じ。
そこへファイヤースターターで火花を散らします。
今回は4回こすったら着火しました。
着火させるコツは、火口をよくほぐすことです。
今回はワセリンの量が少なすぎたようで、炎が大きく、1分くらいで燃え尽きてしまいました。
残りの方にはワセリンを追加しました。
(湯煎用のお湯を捨ててしまったので、直接塗りつけました。雑な人間です。)
ワセリンの量によりますが、うまくいけば小さめの炎が出て2~3分は燃え続けます。
まとめ
ファイヤースターターを持っていると、ライターやマッチがなくても着火できるため、災害時などに役に立つかもしれません。
なにより、プロっぽい感じがして普通にライターで着火するより楽しいです。
火口も自分で作ってみると、より一層「私の火」という感じで焚き火に愛着が湧くかもしれませんね(?)