テントの選び方のポイント
まだテントを持っていないmarieです。
どんなテントを選んだらいいのか、調べれば調べるほど深みにはまっていくようです。
なるほど、沼か・・・。
私が調べた範囲でテントの選び方のポイントについてまとめてみます。
寝られる人数
テントの説明に対応人数が書いてありますが、カウント方法はメーカーによって違います。
子供でないと無理な数値を出しているところもあるので、自分で確認したほうが良さそうです。
大体縦は2mくらい、横は60~70センチくらいあればいいと思いますが、荷物の分を考慮する必要があるのでマイナス1人したくらいが適応人数だと言われています。
重量
徒歩キャンプを視野に入れる場合、これは言わずもがな最重要の要件なわけです。
うちは最低でも子供含めて3人は参加するのでなかなか条件を満たすテントが見つからないのですが、一応ウルトラライトと言われるテントは寝られる人数×1キロが目安になっているようです。
が、重量を重視すると機能を落とさざるをえないので、ある程度ならキャリーカートで運べないかなあと思ったり思わなかったり。
自立式か非自立式か
自立式
簡単に言うと、自立式というのはペグや張り綱をしなくても倒れないもののことを言います。
ポールと本体を組み立てれば終わりです。
強風でも倒壊しにくいですが、非自立式と比べると重量が重くなりがちです。
非自立式
非自立式はポールと本体だけでば立ち上がらないものを言います。
オープンタープと同じく、ポール+ペグやロープ等の張力で立てます。
自立式と比べると軽くできますが、きちんとペグ打ちしないと強風で倒壊してしまいます。
シングルウォールかダブルウォールか
シングル、ダブルというのはテント本体の布が一重か二重かということです。
雨漏りのしやすさにも影響しますが、むしろ気にするべきなのは結露です。
結露は内側と外側の気温に差があるほど生じます。
結露がひどいと、テント内に雨のように降り注いだり、床に水たまりができてびっしょびしょになることもあるみたいです。
結露を軽減する方法は、コップや窓の水滴を無くす方法と一緒です。
- 内側の湿度を下げる
- 外気と内部の気温差を無くす
- 外気との間に断熱層を作る
このうち1の湿度を下げる方法ですが、除湿剤などをテント内に設置する対策があります。人間の呼気などから湿気は常に放出されていますから、やらないよりマシ程度かと思います。
2は外気温を変えることはできませんから、通気性をよくすることになります。これをやると結露はなくなりますが、寒い時期などは快適性が下がるのでやりたくありません。
3はダブルウォールテントがこれにあたり、フライとインナーテントの間に断熱層ができることによって結露を軽減します。
日本で使用する限り、結露について熟知している上級者か、よほどの事情がないかぎりダブルウォールテントを選ぶのが正解のようです。
3シーズンか4シーズンか
通常売っているキャンプ用のテントは3シーズンものになります。
では4シーズンとは何かというと、雪山での使用が想定されているかどうかになります。
スカートつきかスカートなしか
スカートはテントの裾の地面に引きずっている部分です。
スカートがついているテントは冬場の隙間風を防止したり、虫がテント内に侵入しにくくなったりという効果があります。
スカートつきがいいかは好き好きのようですが、寒い時期に使用するテントであればスカートはあったほうがいいようです。
前室のありなし
前室というのはフロアは無いけれど屋根はある部分。
土間のような部分ですね。
小さくても前室がないと雨の日の靴の置き場所とかに困りそうです。
(テントにタープを連結すれば前室のように使えますが、横殴りの雨だと濡れないか心配です。)
メッシュについて
6月~9月の低地でキャンプをする場合、メッシュドア、メッシュウインドウがないと死にます。
最低でも2方向に大型メッシュがあるといいと思います。
また、大型メッシュがある場合でも意外と雨のときにメッシュにできない(室内に雨が入ってしまう)構造のテントが多いので、注意が必要です。
逆に、インナーがメッシュでもフライが密閉構造だと暑いです。当たり前ですが。
夏場使う場合は雨が吹き込まない構造で、出来る限り全面スカスカにできるのがいいでしょう。
逆に秋~春にかけてはインナーにメッシュが多いと寒いようです。
形状
ツールームの場合、タープが不要になるのでかえって荷物が軽くなったり設営が簡単になったりすることがあります。
また、私はにじり入るのが嫌なので背が高いテントを探しているのですが、大きく重くなるのでファミキャン用の重たいツールーム以外で探すのがとても難しいです。
以上、テントの選び方のポイントでした。
次回は目をつけているテントを紹介します。